【2026年最新】リモワの種類と選び方|オリジナル・クラシック・エッセンシャル・ハイブリッドの違いを徹底比較
「一生モノのスーツケースが欲しい」と思ったとき、真っ先に候補に挙がるのが RIMOWA(リモワ) です。
しかし、いざ購入しようとすると、こんな悩みに行き当たりませんか?
- 「種類が多すぎて、どれを選べばいいかわからない」
- 「オリジナルとクラシック、見た目は似ているけど何が違う?」
- 「高い買い物だし、買ってから『重すぎる』と後悔したくない」

2018年のブランドリニューアル以降、モデル名が一新されたことで、少し複雑になったリモワのラインナップ。
結論から言うと、現在のリモワ選びは「素材(アルミかポリカか)」と「開閉方式(フレームかファスナーか)」の組み合わせで決まります。
この記事では、主要4大モデル(オリジナル・クラシック・エッセンシャル・ハイブリッド)の特徴、メリット・デメリット、そして「どんな人にどのモデルがおすすめか」を徹底解説します。
カタログスペックだけでは分からない、ハンドルの握り心地や経年変化(エイジング)の魅力まで深掘りしました。
あなたの旅の相棒選びの決定版としてご活用ください。
そもそもRIMOWAは大きく2つの「素材」に分かれる
モデルごとの詳細に入る前に、大前提として知っておくべきは「アルミニウム製」か「ポリカーボネート製」か、という違いです。
- アルミニウム製(Original / Classic)
- 特徴: リモワの象徴。金属特有の輝きと堅牢性。
- 魅力: 凹みや傷が「旅の勲章」として味になる。防犯性が高いフレーム開閉。
- ネック: 重い。価格が高い。
- ポリカーボネート製(Essential / Hybrid)
- 特徴: 航空機の窓にも使われる樹脂素材。驚くほど軽い。
- 魅力: 復元力があり割れにくい。荷物をたっぷり入れても移動が楽。
- ネック: アルミに比べると高級感・ステータス性は控えめ(Hybridを除く)。
これを踏まえた上で、4つのモデルを見ていきましょう。
1. Original(オリジナル):圧倒的な存在感を放つ「王道」
旧名:トパーズ (Topas)

リモワと言えばこれ。
グルーヴ(溝)加工が施されたアルミニウムボディは、空港のターンテーブルで流れてきた瞬間にそれと分かるオーラを放ちます。
特徴と魅力
- 堅牢なフレーム開閉:
ファスナーではなく、金属のフレームでガッチリと閉じるタイプ。
ナイフで切り裂かれる心配がなく、海外旅行でのセキュリティ安心感は絶大です。 - スムーズなマルチホイール:
重い荷物を入れても、指一本で押せるほど滑らかな走行性。
これはポリカ製よりも剛性が高いアルミボディだからこそ、ホイールの性能がダイレクトに発揮されるためです。 - エイジングの美しさ:
使い込むほどに表面が酸化し、マットな質感へ変化します。
角が凹んだり傷ついたりすることで、世界に一つだけの表情に育ちます。
注意点(デメリット)
- 重量:
機内持ち込みサイズ(Cabin)でも約4.3kgあります。
LCCなど重量制限(7kg等)が厳しいフライトでは、中身をあまり入れられない可能性があります。
ひとこと:
ラッチ(留め具)を「カチャッ」と閉める時の金属音。これが旅のスイッチを入れてくれます。「重ささえ愛せる」なら、間違いなく最高の選択です。

2. Classic(クラシック):革巻きハンドルが光る「伝統美」
旧名:クラシックフライト (Classic Flight)

オリジナルと同じアルミニウム製ですが、より「ノスタルジックで角ばったデザイン」が特徴。
古き良き時代の旅のロマンを現代に残すモデルです。
特徴と魅力
- レザーハンドル(革巻き):
最大の特徴は、トップとサイドのハンドルに上質なレザーが使われていること。
無機質なアルミボディに有機的な温もりが加わり、スーツスタイルだけでなく、デニムなどのカジュアルな装いにも抜群に合います。 - スクエアなフォルム:
オリジナルが丸みを帯びているのに対し、クラシックは角が立っています。
実はこれ、靴箱や書類、お土産の箱などをきっちり隙間なく詰めたい人には、オリジナル以上に使いやすい形状です。 - 艶のある質感:
オリジナルよりも少し光沢の強いアルミ仕上げになっており、ヴィンテージ感が強調されています。
注意点(デメリット)
- ハンドルのケア:
革製品なので、雨や手汗による変色は避けられません。
ただ、これを「汚れ」と捉えるか「飴色への進化」と捉えるかで評価は分かれます。
ひとこと:
多くの人が「オリジナル」と悩みますが、決め手はファッション性です。
最新のガジェット感ならオリジナル、あえてのアナログ感や「外し」を楽しむならクラシックです。
3. Essential(エッセンシャル):軽快な旅を実現する「機能美」
旧名:サルサ (Salsa)

2000年にリモワが世界で初めて導入したポリカーボネート製スーツケース。
その軽さは、旅の疲れを劇的に軽減してくれます。
特徴と魅力
- 圧倒的な軽さ:
キャビンサイズで約3.2kg。
オリジナルより1kg以上軽く、階段の登り降りや、頭上の荷物棚への上げ下げが苦になりません。 - 柔軟なボディ:
衝撃を受けるとペコっとたわみ、すぐに元に戻る復元力があります。
割れにくく、中身への衝撃も吸収してくれます。 - 豊富なカラー:
マットブラックから鮮やかな季節限定カラーまで、選択肢が多いのも魅力。 - 扱いやすいファスナー:
YKK製の高耐久ファスナーを採用。多少荷物を詰め込みすぎても閉められる「遊び」があるのは、ファスナータイプならではの実用的なメリットです。
注意点(デメリット)
- 防犯性と密閉性:
ファスナー(ジッパー)タイプである以上、鋭利な刃物による切り裂きリスクはゼロではありません。
また、金属フレームに比べると気密性は劣るため、豪雨に長時間打たれるような状況では、布部分から水分が浸透する可能性も否定できません。
ひとこと:
「とにかく実用性重視」ならこれ一択。
家族旅行や、移動が多い出張では、この軽さが何よりの武器になります。
4. Hybrid(ハイブリッド):強さと軽さの「賢い選択」
旧名:リンボ (Limbo)

ポリカーボネートの「軽さ」と、アルミモデルの「堅牢さ(フレーム開閉)」を融合させた、まさにハイブリッドなモデルです。
特徴と魅力
- コーナーガードとフレーム:
ボディはポリカーボネートですが、衝撃を受けやすい四隅と、開閉部分(フレーム)にはアルミニウムを採用しています。 - ファスナー不要の安心感:
「ポリカの軽さは魅力的だけど、ジッパーをナイフで切られるのが怖い」「ワンタッチで開け閉めしたい」というニーズに完璧に応えます。 - 最強の実用機:
エッセンシャルに近い軽さでありながら、強度はオリジナルに迫る。
非常に合理的で賢い選択と言えます。
注意点(デメリット)
- 価格:
構造が複雑なため、エッセンシャルよりも価格は高くなり、オリジナルに迫る価格帯です。
「それならオリジナルを買う」という人もいますが、ハイブリッド独自の価値を理解できる人には刺さるモデルです。
【比較まとめ】結局、あなたにおすすめなのはどれ?
4つのモデルの違いを表にまとめました。
(※重量・価格は2026年Cabinサイズを基準とした目安です)
| モデル | 旧名称 | 素材 | 開閉 | 価格 | 重さ | 雰囲気 |
|---|---|---|---|---|---|---|
| Original | トパーズ | アルミ | フレーム | 約22万円 | 4.3kg | 王道・モダン |
| Classic | クラシックフライト | アルミ | フレーム | 約24万円 | 4.3kg | レトロ・渋い |
| Essential | サルサ | ポリカ | ファスナー | 約14万円 | 3.2kg | カジュアル・実用 |
| Hybrid | リンボ | ポリカ+アルミ | フレーム | 約17万円 | 3.8kg | 知的・機能的 |
※最新の価格や在庫状況は RIMOWA公式サイト をご確認ください。
私が提案する「選び方の結論」
- ビジネスでの信頼感、ステータス性、一生モノのエイジングを楽しみたい人
- 👉 [Original (オリジナル)] がおすすめ
- ファッション感度が高く、ヴィンテージな世界観や「革」の質感が好きな人
- 👉 [Classic (クラシック)] がおすすめ
- 女性の方、家族旅行、とにかく移動のストレス(重さ)を減らしたい人
- 👉 [Essential (エッセンシャル)] がおすすめ
- PCやカメラ機材を守りたいが、少しでも軽くしたい。ジッパーは嫌だという人
- 👉 [Hybrid (ハイブリッド)] がおすすめ
よくある質問(Q&A)
ここでは、購入前によく頂く質問にお答えします。
- 機内持ち込みできるサイズはどれですか?
-
A.「Cabin(キャビン)」または「Cabin S」というモデルが該当します。
ただし、LCCなど一部の航空会社や100席未満の小型機では、通常の「Cabin」だとサイズオーバーになる場合があります。
最も汎用性が高いのはスリムな「Cabin S」ですが、容量が少し減ります。
自分がよく利用する航空会社の規定を必ずチェックしましょう。
- 白いリモワ(White)は汚れが目立ちますか?
-
A. 正直に言うと、目立ちます。
空港のターンテーブルのゴム跡などが黒く付くことがあります。
ですが、ポリカーボネート製の光沢仕上げ(グロス)であれば、「激落ちくん」のようなメラミンスポンジで軽くこすると、驚くほど綺麗に落ちます。
汚れを落とすメンテナンスも、愛着の一部として楽しんでいるユーザーが多いですよ。
- ネットで安く売られている並行輸入品を買っても大丈夫?
-
A. 個人的には「正規店での購入」を強くおすすめします。
並行輸入品でも本物であれば修理は受けられますが、2022年以降の「生涯保証(Lifetime Warranty)」を受けるには、正規販売店での購入証明が必要になるケースが一般的です。
一生モノとして長く付き合うなら、安心を買う意味でも正規店がベストです。
- ハンドルが壊れたら自分で修理できますか?
-
A. 基本的には修理依頼をおすすめします。
特殊なトルクスネジが使われていたり、内部構造が複雑だったりします。
無理に分解して保証対象外になるリスクを避けるためにも、まずはクライアントサービス(店舗)に相談するのが賢明です。
最後に:どのモデルも保証は「Lifetime Warranty」
迷っている方に最後にお伝えしたいのは、2022年7月25日以降に正規店で購入された新しいRIMOWAスーツケースには「生涯保証(Lifetime Warranty)」が付与されているということです(※条件あり)。
アルミを選んでもポリカを選んでも、RIMOWAとしての品質とサポート体制に変わりはありません。
スペックも大事ですが、最後は「持っていて気分が上がるかどうか」が一番大切です。
空港で颯爽と歩く自分の姿を想像して、一番ワクワクするモデルを選んでください。
それが、あなたにとっての正解です。
