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リモワ エッセンシャル全サイズ徹底比較!旧サルサとの違いや重量・容量の選び方を完全ガイド

空港ラウンジを背景にしたRIMOWAエッセンシャル全サイズ比較ガイドのアイキャッチ画像。上部に「リモワ エッセンシャル全サイズ徹底比較!旧サルサとの違いや重量・容量の選び方を完全ガイド」のタイトル。左端に黒い旧型サルサ、矢印を挟んで右側に現行エッセンシャルのCabin SからTrunk Plusまでの全7サイズがサイズ順に並び、それぞれの容量が表示されている。上部には「軽量&強靭ポリカーボネート」「新ロゴ&デザイン」「進化版ディバイダー」の特徴を示す小さな画像ボックスがある。
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「一生モノのスーツケースが欲しいけれど、アルミ製は重すぎる…」
「種類が多すぎて、自分に合うサイズがわからない」
「昔の『サルサ』と今の『エッセンシャル』、一体何が違うの?」

RIMOWA(リモワ)を検討する際、誰もが一度は直面するこの悩み。
結論から申し上げます。「軽さ」と「強さ」、そして「機能美」のすべてを妥協したくないなら、RIMOWA Essential(エッセンシャル)こそが最適解です。

空港ラウンジの大きな窓際に並ぶ、サイズと色が異なる4台のRIMOWA Essential(エッセンシャル)スーツケース。背景には飛行機が見える。
旅のスタイルに合わせて選べる多彩なサイズ展開。「軽さ」と「強さ」を極めた、RIMOWA Essential(エッセンシャル)のラインナップ。

本記事では、修理を通して数々のモデルを見てきた筆者が、ポリカーボネート製モデルの最高峰「エッセンシャル」を徹底解説します。

全サイズのスペック比較はもちろん、旧名作「サルサ」との決定的な違い、そして購入前に知っておくべき「割れ」のリスクまで、包み隠さずお伝えします。
この記事を読めば、あなたの旅のスタイルにぴったりの一台が必ず見つかります。

RIMOWA「エッセンシャル」とは?
ポリカーボネートの王者が進化した姿

RIMOWA Essential(エッセンシャル)は、2000年に世界初のポリカーボネート製スーツケースとして登場し、旅行業界に革命を起こした「Salsa(サルサ)」の正統後継モデルです。

その最大の特徴は、圧倒的な「軽さ」と「復元力」です。

素材には、耐衝撃性に優れたハイテク・ポリカーボネートが使用されています。
これは「航空機の窓」や「防弾ガラスの構成素材(ラミネート層)」にも採用される樹脂と同じ種類のもので、マイナス100℃からプラス125℃までの温度変化に耐えうる特性を持っています。

RIMOWA Essential(エッセンシャル)スーツケースのイラスト。ポリカーボネート素材が衝撃を受けて凹み、柔軟に復元する様子と、軽さを象徴する羽根が周囲に描かれている。背景には2000年の「Salsa」から現在の「Essential」への進化を示すタイムラインがある。
圧倒的な「軽さ」と、衝撃を柔軟に受け流す「復元力」。RIMOWA Essentialは、名作「Salsa」のDNAを受け継ぎ、さらなる進化を遂げたポリカーボネート製モデルの完成形です。

もちろん、スーツケース自体が防弾性能を持っているわけではありませんが、この素材特性により、強い圧力がかかっても「簡単に割れずに凹み、圧力が抜けると元に戻る(復元する)」という、従来のプラスチック製スーツケースでは考えられなかった柔軟性を実現しています。

2018年のブランドリニューアルに伴い、「サルサ(DX)」から「エッセンシャル」へと名称変更されましたが、単なる名前の変更ではありません。
ディテールが徹底的に見直され、よりラグジュアリーで使いやすいモデルへと進化を遂げました。

ここが変わった!旧モデル「サルサ(Salsa)」と「エッセンシャル」の決定的な3つの違い

中古市場で「サルサ」を検討している方や、買い替えを考えている方のために、新旧モデルの決定的な違いを解説します。

1. ロゴとデザインの刷新:視覚的な高級感の向上

RIMOWAの旧モデル「サルサ(Salsa)」と新モデル「エッセンシャル(Essential)」の比較図解。ロゴデザインがクラシックなセリフ体からモダンなサンセリフ体へ変更された点と、フロントのバッグホルダー(手荷物フック)機能が廃止された違いを詳細に説明している。
一見似ている両モデルですが、並べると違いは歴然。クラシックな趣の「サルサ」に対し、「エッセンシャル」はロゴの刷新とバッグホルダーの廃止により、より洗練されたミニマルなデザインへと進化しました。

最も分かりやすい違いは「見た目の高級感」です。

  • ロゴプレート:
    サルサ時代の横長ロゴシールから、RIMOWAの刻印が入ったスタイリッシュなプレートに変更されました。
    これにより、ブランドの存在感が大きく向上しています。
  • パーツの統一感:
    ハンドル、ジッパー、ホイールのハウジング(タイヤのカバー部分)に至るまで、ボディカラーと同色で統一されています。これにより、全体に洗練された統一感が生まれ、よりモダンでラグジュアリーな佇まいを実現しています。

2. 機能面のアップデート:実用性を極めた内装仕様

内装システムは、「サルサ」時代から現在に至るまで、大きく2回の進化を遂げています。
中古品を検討する際は特に注意が必要です。

RIMOWAスーツケースの内装仕様が進化してきた過程を示す3段階の図解。「サルサ時代(〜2018)」は両面X型クロスベルト。「初期エッセンシャル(2018年〜)」は両面フレックスディバイダーで強力にプレスできるが、隙間から小物がこぼれる弱点があった。「現行エッセンシャル(最新ハイブリッド仕様)」は、蓋側がフレックスディバイダー、底側が完全密閉のジッパー式ネット収納となり、小物がこぼれるストレスが解消され快適性が向上したことが示されている。
「サルサ」から始まり、試行錯誤を経てたどり着いた現在の「ハイブリッド仕様」。片側がジッパー式ネットに進化したことで、スーツケースを開けた瞬間に小物が雪崩れてくるストレスから完全に解放されました。パッキングのしやすさは、歴代モデルの中で間違いなく最強です。
  1. サルサ時代(〜2018):
    スタンダードな「サルサ」ではX型のクロスベルト(荷物固定バンド)やネットカバーが主流でしたが、上位モデルの「サルサデラックス」で、高機能な「フレックスディバイダー」が採用されていました。
  2. 初期エッセンシャル(2018年リニューアル直後〜):
    サルサデラックスの機能を継承し、「両面フレックスディバイダー」が標準装備となりました。両側から荷物を強力にプレスできる画期的な仕様でしたが、スーツケースを開いた瞬間に隙間から小物がこぼれ落ちやすいという弱点もありました。
  3. 現行エッセンシャル(最新仕様):
    初期モデルのフィードバックを受け、現在は全モデルで以下のハイブリッド仕様へとさらに改良されています。
    • 側(ロゴバッジ面):フレックスディバイダー
      荷物の量に合わせてマジックテープで高さを無段階に調整できる仕切り板。
      衣類などを上からプレスして固定でき、荷崩れを完璧に防ぎます。
    • 底側(伸縮ハンドル取り付け面):ジッパー式ネット収納(ラウンドジップ)
      片側が「完全に閉まるジッパー式」に進化したことで、開閉時に細かい荷物が隙間からこぼれ落ちるストレスがゼロに。
      充電器や洗面用具などの小物類も安心して放り込めるため、パッキングの快適さが格段に向上しています。

3. カラーバリエーションと質感

エッセンシャルは、グロス(光沢)とマット(つや消し)の質感がより洗練されました。
また、季節ごとに発表される「シーズナルカラー」は、世界各地の自然(砂漠のピンク、氷河のブルーなど)からインスピレーションを得ており、ファッションアイテムとしての地位を確立しています。

【全サイズ一覧表】エッセンシャルの大きさ・重さ・容量を徹底比較

「どのサイズを買えばいいかわからない」という方のために、全ラインナップを比較表にまとめました。 ※数値は製品改良により微細に変更される場合があります。

サイズ名容量 (L)重量 (kg)高さ x 幅 x 奥行 (cm)宿泊目安特徴
Cabin S34L3.1kg55 x 39 x 201〜2泊一部の厳しい機内持込に対応
Cabin36L3.2kg55 x 39 x 232〜3泊【一番人気】 標準的な機内持込
Cabin Plus45L3.8kg56 x 44 x 243〜4泊容量最大化(機内持込不可の場合あり)
Check-In M60L4.1kg67.5 x 44.5 x 244〜6泊取り回し抜群の中型サイズ
Check-In L85L4.8kg77.5 x 51 x 26.57〜10泊【長期旅行の王道】 迷ったらこれ
Trunk89L5.1kg73 x 37 x 417〜10泊深底で嵩張る荷物に最適
Trunk Plus101L5.4kg80 x 37 x 412週間〜長期留学・海外移住向け

機内持ち込みサイズの選び方(Cabin S / Cabin / Cabin Plus)

モダンな建築空間のコンクリート床に並んで置かれた、RIMOWA Essential Cabin Plus(グリーン)とEssential Cabin(ブラック)。テレスコープハンドルを伸ばした状態で、ポリカーボネート製の光沢あるボディが窓からの自然光を反射している。
人気のポリカーボネートモデル「エッセンシャル」のサイズ比較。左が少し大きめの「Cabin Plus(グリーン)」、右が機内持ち込みサイズの定番「Cabin(ブラック)」です。並べることで容量の違いがイメージしやすくなります。
  • Cabin (36L):
    迷ったらこれを選んでください。
    JAL/ANAをはじめ、主要な航空会社の機内持ち込みサイズ(3辺の和が115cm以内)をクリアしています。
  • Cabin S (34L):
    Cabinと見た目がそんなに変わりませんが横幅と奥行きが少しスリムです。
    100席未満の小型機や、規定が厳しいLCCを頻繁に利用する方向けです。
  • Cabin Plus (45L):
    実質的には「預け入れ」前提と考えた方が無難です。
    主要キャリアでも機内持ち込み不可となるケースが多いですが、電車移動がメインで「1泊でも多く荷物を入れたい」という国内旅行者には最強の相棒です。

預け入れ(Check-In)サイズの選び方(Check-In M / Check-In L)

モダンな建築空間のコンクリート床に並んで置かれた、RIMOWA Essential Check-In L(マットネイビー)とEssential Check-In M(光沢グレー)。両方のテレスコープハンドルが引き伸ばされた状態で、サイズと質感の違いが比較できる。
長期の旅行に最適な「Check-In L(左・ネイビー)」と、汎用性の高い「Check-In M(右・グレー)」のサイズ比較。並べて見ることで、高さや全体的なボリューム感の違いが一目瞭然です。あなたの旅のスタイルにはどちらのサイズがフィットするでしょうか。

中期〜長期旅行用の「Check-In」シリーズは、MとLで使い勝手が大きく異なります。

  • Check-In M (60L)|小回りの利く万能選手
    3〜5泊程度の旅行や、荷物が少なめの1週間旅行に最適です。
    Lサイズに比べて高さが約10cm低いため、身長160cm以下の方でも扱いやすく、新幹線の足元やタクシーのトランクにも収まりやすいサイズ感です。
    「大きすぎるスーツケースは移動が億劫」という方にはMがおすすめです。
  • Check-In L (85L)|長期旅行の絶対王者
    1週間以上の旅行なら、迷わずこのサイズです。
    特筆すべきは重量。アルミ製の「Original Check-In L」が6.2kgなのに対し、エッセンシャルは4.8kg。
    この1.4kgの差は、お土産のワインボトル1本分以上に相当します。
    航空会社の重量制限(23kgなど)との戦いにおいて、この軽さは圧倒的なアドバンテージです。

長期滞在・特殊な荷物に(Trunk / Trunk Plus)

モダンな建築空間のコンクリート床に並んで置かれた、RIMOWA Essential Trunk Plus(ホワイト)とEssential Trunk(ブラック)。両方のテレスコープハンドルが引き伸ばされた状態で、サイズと色の違いが比較できる。
人気の『エッセンシャル トランク』シリーズのサイズ比較。左が長期旅行向けの『Trunk Plus(ホワイト)』、右が汎用性の高い『Trunk(ブラック)』です。並べることで、高さや全体的なボリューム感の違いが一目瞭然。あなたの旅のスタイルにはどちらが最適でしょうか。

冷蔵庫のような独特のフォルムを持つ「Trunk」シリーズは、一般的なスーツケース(50:50分割)と異なり、「20:80」の比率で深く開くのが特徴です。
ヘルメット、楽器、スポーツ用品、箱に入った靴など、「厚みのあるもの」を収納できます。

  • Trunk (89L)|意外とコンパクトな深型
    容量はCheck-In Lとほぼ同じですが、縦に細長いため、混雑した駅や歩道での取り回しが楽です。
    「Check-In Lだと横幅が広すぎて歩きにくい」と感じる方におすすめです。
  • Trunk Plus (101L)|長期留学・移住のスタンダード
    2週間以上の長期滞在や、家族全員の荷物を一つにまとめたい場合に最適です。
    高さが80cmあるためかなり大型に見えますが、エッセンシャルなら5.4kgと軽量なため、女性でも意外とスムーズに扱えます。

エッセンシャルの使用感レビュー|「軽さは正義」を感じる瞬間

実際にエッセンシャルを使用していて感じる魅力を、五感に訴える視点でお伝えします。

1. 階段や石畳での移動ストレスが激減

ヨーロッパの古い街並みにある石畳の階段で、トレンチコートを着た旅行者が、白いRIMOWAエッセンシャルキャビンのサイドハンドルを握り、軽々と持ち上げている様子。ソフトな質感のハンドルと軽量なポリカーボネートボディが、移動のストレスを軽減していることが伝わる。
石畳や急な階段が多いヨーロッパの街歩きでも、「エッセンシャル」なら安心。驚くほどの軽さと、手に吸い付くようなソフトなハンドルのおかげで、段差も「ヒョイッ」とストレスなくクリアできます。

ヨーロッパの石畳や、日本の駅の長い階段。
アルミ製を持っていると絶望するシーンですが、エッセンシャルなら「ヒョイッ」と持ち上げられます。
トップハンドルとサイドハンドルは、手に吸い付くようなソフトな素材感が特徴です。
アルミモデル(Original)のカチッとした剛性感あるハンドルとは対照的に、エッセンシャルは掌への当たりが非常に柔らかく設計されています。
そのため、長時間持っていても手が疲れにくく、握った瞬間に「優しい」と感じられるのが魅力です。
もちろん、ボディに沿ってなだらかにデザインされているため突起が少なく、スッキリとした美しいシルエットを保ちます。

2. テレスコープハンドルの無段階調整

RIMOWAの無段階テレスコープハンドルの仕組みを示すイラスト図解。左側には身長150cmの女性が低い位置で、右側には190cmの男性が高い位置で、それぞれ自分に最適な高さにハンドルを固定してスーツケースを引いている様子が描かれている。中央の拡大円では、ハンドルのボタンを押している間だけロックが解除されて調整でき、離すとその場で瞬時にロックされる操作方法が説明されている。「どんな身長でも、最適ポジション」というキャッチコピーが添えられている。
これが「一度体験すると他に戻れない」と言われる理由です。一般的な段階固定式とは異なり、RIMOWAはボタンを離したその場所でピタッと止まる完全無段階調整。身長150cmの方でも190cmの方でも、ミリ単位で自分だけの「一番疲れない高さ」にセットできます。

多くのスーツケースは「3段階」などの一定箇所の固定式ですが、リモワは「無段階」です。
ボタンを押している間だけロックが外れ、離すとその場所でピタッと止まります。
身長150cmの方でも190cmの方でも、自分にとって「一番力が入りやすく、疲れない高さ」にハンドルをセットできる。
これは一度体験すると他の鞄に戻れません。

3. パンパンに詰めても閉まる「ジッパータイプ」の柔軟性

アルミ製のフレームタイプは、噛み合わせがズレると閉まりませんが、ジッパータイプのエッセンシャルには「遊び」があります。
最後にお土産のTシャツをもう一枚押し込みたい時、ジッパーの柔軟性とボディのしなりが、ある程度の無理なパッキングを許容してくれます。

ただし、過信は禁物です。
いくら柔軟性があるとはいえ、限界を超えて詰め込みすぎると、ジッパーのレール(務歯)が裂けたり、縫製部分がパンクする原因になります。
全体重をかけて無理やり閉めるような使い方は、愛用品の寿命を縮めてしまうので「ほどほど」を心がけましょう。

パンパンに荷物が詰まったRIMOWAエッセンシャルスーツケースの上に座り、全体重をかけて無理やりジッパーを閉めようとしている人物のイラスト。ジッパー部分が波打ち、中の衣類がはみ出しており、ボディとジッパーの柔軟性を示しつつも、過度なパッキングへの注意を喚起する様子がコミカルに描かれている。
ジッパータイプの「エッセンシャル」ならではの光景。ボディとジッパーの柔軟性が、最後のお土産一枚を許容してくれます。とはいえ、このイラストのように全体重をかけるのはNG。愛用品を長く使うためにも、パッキングは「ほどほど」を心がけましょう。

購入前に知っておくべき注意点(デメリット)

良い点ばかりではありません。
後悔しないために、デメリットとリスクも正しく理解しておきましょう。

アルミとは違う「壊れ方」と「割れ」のリスク

アルミ(Original)は、衝撃を受けると「凹み」ます。ボコボコの凹みは旅の勲章となり、機能に支障がなければ使い続けられます。 一方、ポリカーボネート(Essential)は、衝撃を「しなり」で逃しますが、素材の限界点を超えた衝撃や強い打撃を受けると、ボディが「割れ(亀裂)」ます。

RIMOWAのスーツケースの素材による壊れ方の違いを比較したイラスト。左側はアルミ製(Original)で、強い衝撃を受けてベコベコに凹んでいるが形は保っている。右側はポリカーボネート製(Essential)で、衝撃によりボディが大きく割れて亀裂が入り、修理が困難な状態が描かれている。
一目瞭然の「壊れ方」の違い。アルミ(左)は衝撃を「凹み」として受け止め、修理しながら使い続けることができます。対してポリカーボネート(右)は、限界を超えると「割れ」てしまい、完全な修復は困難です。「凹みも味」と捉えるか、「軽さ」を優先するか。究極の選択がここにあります。

凹みは叩いて直せますが、亀裂の完全な修理は非常に困難です。
接着補修はできますが強度は落ちるため、メーカー保証でも「修理不可」となるケースがあります。
「凹んでも直して一生使いたい」という方はアルミ、「割れるリスクよりも日々の軽さを取る」という方はエッセンシャル、という選び方が重要です。

※「一生モノとして育てるならアルミが良いかも?」と迷っている方は、こちらの記事でOriginalの魅力を深掘りしています。

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過信は禁物!詰め込みすぎと「持ち上げ方」による破損リスク

エッセンシャルは柔軟ですが、限界を超えて詰め込みすぎると、ジッパーのレール(務歯)が裂けたり、縫製部分がパンクする原因になります。
全体重をかけて無理やり閉めるような使い方は、愛用品の寿命を縮めてしまいます。

さらに注意したいのが、重い荷物を入れた状態での「持ち上げ方」です。
修理の現場で頻繁に目撃されるのが、パンパンに詰めて重くなった状態で「トップハンドル一点だけで勢いよく持ち上げたことによる亀裂(クラック)」です。

ヨーロッパの石段で、男性が緑色のRIMOWAエッセンシャルスーツケースのサイドハンドルのみを片手で持ち、負荷がかかった状態で階段を上がっている様子。これはポリカーボネート製スーツケースのハンドル根本に過度な負荷がかかり、破損の原因となるため避けるべき持ち方の例として示されている。
※画像はイメージです。階段での移動時は、ハンドルの破損を防ぐため、写真のように片手で持つのではなく、必ず「トップハンドルとサイドハンドル」を両手で持つか、「底面に手を添える」ようにして負荷を分散させてください。 このひと手間が、愛機を長持ちさせる秘訣です。

ポリカーボネートは強靭ですが、一点に過度な荷重が集中すると、ハンドルの付け根(キワ)部分から割れが生じることがあります。
階段などで持ち上げる際は、「トップハンドルだけでなく、サイドハンドルも持つ」か、あるいは「底面に手を添える」などして、負荷を分散させることが愛機を長持ちさせる秘訣です。

防犯性について

ジッパータイプは、構造上、ボールペンなどで強く突き刺すとこじ開けられてしまうリスクがゼロではありません(「ポインターアタック」と呼ばれます)。
治安の悪い地域で、現金や貴重品を預け入れ荷物にするのは絶対に避けましょう。

【Q&A】RIMOWAエッセンシャルに関するよくある質問

Q
白(ホワイト)は汚れますか?手入れ方法は?

普通に汚れます。空港のターンテーブルの黒いゴム跡などが付きやすいです。
しかし、光沢仕上げであれば「メラミンスポンジ(激落ちくん等)」に水を含ませて軽く擦ると、驚くほど綺麗に落ちます。
また、リモワ純正のクリーナーも販売されています。傷や汚れも「旅の記録」として愛せるのがリモワオーナーの流儀です。

Q
エッセンシャルとハイブリッド、どちらがおすすめですか?

「Hybrid(ハイブリッド)」は、エッセンシャルのボディに、アルミのコーナーガード(角の補強)とフレームを組み合わせたモデルです。

  • 軽さ最優先なら「エッセンシャル」。
  • 軽さも欲しいが、ジッパーではなく堅牢なフレーム開閉が良いなら「ハイブリッド」。 このように選ぶのがおすすめです。
Q
もしボディが割れてしまった場合、どうすればいいですか?

まずはRIMOWAクライアントサービス、または正規店へ相談しましょう。 基本的には「裏側からの当て板補強」による修理対応となります。

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ただし、アルミ製品の凹み修理とは異なり、亀裂の跡を完全に消すことはできません(傷跡は残ります)。 また、アルミ・ポリカーボネート問わず、RIMOWAではボディシェル(外殻)そのものの交換修理は行っていません。
そのため、補強でも強度が保てないほど損傷が激しい場合は、残念ながら「機能回復が困難(修理不可)」と判断されることがあります。

RIMOWAの「生涯保証(Lifetime Warranty)」は、主に機能的な不具合や製造上の欠陥を対象としています。航空会社による破損や誤った使用によるボディの大破は、保証対象外となるケースもあるため、「どんな状態でも新品交換してもらえる」わけではない点に注意が必要です。

まとめ:エッセンシャルは「実用性」を極めたい旅人の最適解

RIMOWA エッセンシャルは、単なる荷物入れではありません。
あなたの旅を物理的に「軽く」し、移動のストレスを最小限に抑えてくれる最強のパートナーです。

  • 1〜2泊の出張が多いなら: 機動力抜群の Cabin
  • 1週間以上の海外旅行へ行くなら: 大容量かつ軽量な Check-In L
  • 「サルサ」からの買い替え: 進化したディバイダーと高級感に感動するはずです。

「割れる」というリスクはゼロではありませんが、通常の使用範囲内であれば、RIMOWAのポリカーボネートは驚くほど強靭です。
そして何より、その「圧倒的な軽快さ」は、旅の疲れを劇的に軽減してくれます。

次の旅は、エッセンシャルと共に、もっと遠くへ、もっと軽やかに出かけてみませんか?

海が見える空港のターミナルを、笑顔で並んで歩くカップルの水彩画風イラスト。女性は白いRIMOWA Essential Cabinを、男性は緑のRIMOWA Essential Check-In Lを、それぞれ4輪で軽快に引いている。窓の外にはリゾートの景色が広がり、新しい旅への期待感と、エッセンシャルによるストレスフリーな移動が表現されている。
次の旅は、エッセンシャルと共に。その圧倒的な軽快さが、移動の時間さえも心弾む思い出に変えてくれるはずです。あなたをもっと遠くへ、もっと自由に連れて行ってくれる最強のパートナーを手に入れませんか?

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普段は街の総合リペアショップの片隅で、日々持ち込まれる愛用品の治療(修理)を行っています。 この道に入って、気づけば10年近くが経ちました。
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